構造計算の勧め
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みなさん、こんにちは。
アサヒアレックスの広谷です。
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木造住宅では、
地震力は全て「体力壁」で負担します。
ですので、法律では
「体力壁」の量が延床面積の大きさに応じて
何m以上にしなければならない、
といった決まりがあります。
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さてここで問題です。
1階と2階に同じ量の体力壁があるけど
その配置に違いがあるAとB、
耐え得る地震力は同じでしょうか、
それともどちらかの方が小さいでしょうか。
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答えは多分皆様の直観通りで、
体力壁の量は同じでも、
壁配置Bは体力的に劣ります。
2階と1階の壁の位置が揃っていないので、
2階の壁が地震力に対して
有効に働きにくくなっています。
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専門用語では、
壁配置Bの2階の壁は「梁上耐力壁」*といって、
構造計算ではその「効きの悪さ」を計算で確認し、
低減させます。
場合によっては1階の同じ長さの壁に比べ、
3~4割も低減させる場合があります。
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それで、
ここからがこのブログのテーマになりますが、
木造住宅の耐震設計では必ずしも
構造計算は必須ではなく、
法律で定められた「仕様規定」を満足するように
設計すれば建築確認申請は通ります。
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この「仕様規定」では、
建物に必要な耐力壁の最低量を定めていますが、
実は壁配置Bのようなケースでの
「効きの悪さ」は考慮されません。
「仕様規定」ではAとBは同じ強さになります。
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ですので、
法律ぎりぎりの耐力壁の量しか確保していな建物では、
実際は所定の耐震性能を満足していない、
といったケースも生じ兼ねません。
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これは耐震等級3の品確法でも同じです。
では配置計画で出来るだけ
壁配置Aにすれば良いじゃないかとも思いますが、
実は世の中の住宅は壁配置Bが普通にあります。
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そうです、空間の広いリビングは
1階に配置するのが多数派のためです。
耐震設計のために2階リヴィングを選択した、
といった話はあまり聞いたことはありません。
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アサヒアレックスでは
構造計算を積極的に取り入れており、
1階に広いリビングを設けたプランでも
地震に対して安心してお過ごし頂けます。
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※「梁上耐力壁」
・厚い基礎に載っている耐力壁はその足元が変形しないので、
横から作用する地震力は100%壁で負担出来ます。
・一方、構造的に弱い梁に載った耐力壁の場合、
足元の梁が変形してしまい、
壁の負担率が低下するだけでなく、
梁の健全性にも影響を与えます。
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